アーカイブ | 7月 2016

  • 様々な亜型をもつウイルスとタミフルの処方や通院

    インフルエンザウイルスは、一般にはA型、B型、C型の3つの分類されていて、特にA型は突然変異しやすく、冬場に大流行をもたらす原因となります。インフルエンザウイルスB型も同様に流行の原因となりますが、C型は流行というよりも、子供などが思い出したようにかかることが多く、特に季節を問わずに発症するというのも特徴となっています。 インフルエンザウイルスは、たとえば同じA型に属するとはいっても、抗原性の違いなどからさらに細分化することができ。こうしたものを亜型と呼んでいます。A型は突然変異しやすいという特性からもあきらかなように、この亜型がきわめて多く、126種類ほどが確認されています。亜型のウイルスは記号や番号をもって区別されるもので、H3N2亜型といえば、いわゆる「香港かぜ」をもたらした強力なウイルスとして知られるものです。 インフルエンザウイルスに感染して、高熱が出たり、筋肉痛や関節痛などの症状が出た場合には、すみやかに病院に通院して検査をしてもらい、タミフルなどの抗インフルエンザ薬を処方してもらうのがよいでしょう。タミフルはインフルエンザウイルスが体内で増殖するのを阻止するという作用をもっているため、早めに服用しておけば、その後の発熱の期間などを短縮することができます。 また、タミフルは通常、1回の通院で5日分が処方されますが、その期間まじめに服用していれば、たいていは熱がひいて治癒しますので、何度も通院する必要はありません。ただし、こどもがインフルエンザにかかった場合、学校を登校停止となり、ふたたび通学するためには、医療機関の証明書が必要となってきますので、症状の確認と証明書交付のため、あらためて通院する必要があります。